2007年07月16日

バルトークのミクロコスモス

このCDを聴くと、すごく心が落ち着く。癒される。
バルトークが作曲した子供向けの曲だというが、バイエル、ブルグミュラーとか、ソナチネとかとは趣がまったく異なる。
ブルグミュラーでいらいらしたことって、ボクは何度もある。
あれは、きれいな曲だが、なぜか、いらいらする。
一方、このミクロコスモス、なんだか、とても落ち着く。
しんみりした曲が多い。
こってりではなく、あっさり。

遠くが見通せるような、透明な響きに、ぐっとくる。
すっごくシンプルなのに、単調じゃない。
シンプルなのに古くない。
ところどころ、最近の曲だといってもいいような響きやメロディも聞こえる。
どことなく日本的ななつかしい響きも聞こえる。
あちこちに、いろんな魅力がちりばめられていて、聴いていて疲れない。

山崎孝のバルトーク:ミクロコスモス
山崎孝のバルトーク:ミクロコスモス
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2007年06月03日

オペラ「夕鶴」作曲:團伊玖磨/つう:伊藤京子/指揮:若杉弘 /読売日本交響楽団

日本語のオペラである。
最初から日本語で、シナリオも最初から日本語の、日本人なら誰でも知っているお話。
ぼくも、幼少のころから読んで知っておりました。

聴いていて、やっぱり、自分は日本人だなと思う。
と、いうか、イタリア語やドイツ語のオペラは言っていることの意味がわからない。
イタリア語やドイツ語のオペラだと、歌詞の言っていることが実感できないのだが、このオペラ「夕鶴」は日本語で歌われるから、言っていることがわかる!

子供たちが、つうのことを、”おばさん、おばさん”と呼ぶのも、ああ、そうなのか、と実感できる。
つうって、おばさんなのね・・・

つうが、与ひょうのことを”あんた”って呼ぶのも、なんか、実感・・・・
つうが、自宅した与ひょうに「ごはんもちゃんとできてるよ」っていうところなんか、ますます、実感。

つうの痛切なアリア「与ひょう、あたしの大事な与ひょう」で”どーしたらいいのー”なんて、もう、胸をえぐりますがな。

そんでよー、おまけに、方言もばんばん出ますがなっちゅうに。
それが、また、クサくないし。

与ひょうが「カネもほしいでよー」なんていうのも、すっごく共感。
実は、ぼくも、いつも、こういうことを考えていました、って白状したくなるほど共感できます。
こんなに共感できるオペラってあるのか?

音楽も、最初の和音から、もう、共感しまくりで聴ける。
ほんとに、自分は日本人なんだなあ。
と、いまさら、思う。

伊藤京子は、まさに絶唱。

誰でも知ってるラストには、せつなさ全開で聴いてしまいます。

オペラ「夕鶴」作曲:團伊玖磨/つう:伊藤京子/指揮:若杉弘 /読売日本交響楽団

Amazonより引用
* 作曲: 團伊玖磨
* 指揮: 若杉弘
* 演奏: 読売日本交響楽団
* CD (1997/4/23)
* ディスク枚数: 2
* レーベル: ビクターエンタテインメント
*

* Amazon.co.jp ランキング: 音楽で152,057位

曲目リスト
1. 夕鶴*歌劇
楽曲詳細

1. 夕鶴*歌劇
作曲: 團伊玖磨
読売日本交響楽団
指揮: 若杉弘

商品の説明
内容(「CDジャーナル」データベースより)
『夕鶴』のベスト録音の,待望のCD化。何といっても歌手が揃っている。特に伊藤京子がよい。若杉の棒もしなやか。いかにもスタジオ録音的な音質が,安っぽくもないが……。若杉には團の他のオペラも,とりわけ『ひかりごけ』を録音してほしい。★

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2007年05月22日

吉田正交響組曲(東京シンフォニー第5番)

不思議な曲である。
知っているメロディが次々と出てくるのに、なんだか違和感を感じるという不思議な曲である。
あまりにも日本的な音楽がこぶしを利かせてとうとうと流れてくる。
美しいのか、ゲテモノなのか・・・・



* 指揮: 大沢可直
* 演奏: 吉田正記念オーケストラ
* CD (2006/5/24)
* ディスク枚数: 1
* レーベル: ビクターエンタテインメント
*
* Amazon.co.jp ランキング: 音楽で195,961位

曲目リスト
1. 吉田正合唱組曲 有楽町で逢いましょう~街燈~美しい十代
2. 交響組曲《東京シンフォニー第5番》第1楽章 花のマーブル通り~いつでも夢を~愁夜~東京恋情
3. 交響組曲《東京シンフォニー第5番》第2楽章 おまえに~淋しい淋しい~いつでも夢を
4. 交響組曲《東京シンフォニー第5番》第3楽章 夜がわるい~寒い朝~いつでも夢を
5. 交響組曲《東京シンフォニー第5番》第4楽章 恋をするなら~いつでも夢を~あゝダムの町~哀愁の街に霧が降る
6. 合唱曲「異国の丘」
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2007年05月21日

マーラー大地の歌

この曲は好きなのですが、気に入った演奏がないのです。
2人の独奏者がそろわない。
いろんな演奏の中では、ワルター/ニューヨークフィルのミラーの歌唱が大好きでした。
でも、なんとなく、ワルター/ニューヨークフィルの演奏がのんびりしているというか、
日なたぼっこしているというか、迫力に欠けます。

ワルター/ウィーンフィルの1952年の演奏は、フェリアーがどうも好きになれなく、
はるか30数年前の高校生のころから、聴いていたことは聴いていたのですが、
なかなか入っていけない演奏でした。
ところが、なぜか、最近、じっくり聴けるようになりました。
今は、けっきょく、これが一番納得いく演奏かなという気がします。
中年になって、自分が変化したんだと思います。
オーケストラはうまいし、ワルターの演奏も元気だし迫力満点だし、
録音もすばらしくいい。
モノラルだけど、散漫な感じにならないのでむしろいい。
最近のステレオ録音だと、どうも散漫というか、独奏者がオーケストラに負けていて、聴きづらい。
これが一番安心できる演奏かと・・・
これが一番安心できる演奏かと・・・


高校生のころ聞いていたのはこれ(LPでしたが)
ミラーの歌が好きだけど、ワルターの演奏が元気ないというか・・・
ミラーの歌が好きだけど、ワルターの演奏が元気ないというか・・・



最近の録音では気に入っているほう。オケがうまい
最近の録音では気に入っているほう。オケがうまい
posted by よういちろう at 23:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月19日

ハンス・ロット:交響曲 ホ長調

明快、爽快、豪快、愉快。
繊細、そして、重厚。
曲の開始早々ぐんぐん盛り上がる。
その後も、ほうっておくと、何度も盛り上がる。
聴き終わると、オーケストラを聴いたなあ!って気持ちになる、耳と脳に響き渡る曲。
でもやっぱり、散漫な曲かな?
ぼくが持っているのはヴァイグル盤ですが、アマゾンには、このCDしかありませんでした。
あと、日本初演が2004年11月11日だとか。
ついこの間だぁ。

なんかアマゾンにはこのCDしかなかったです。試聴もできます
なんかアマゾンにはこのCDしかなかったです。試聴もできます
posted by よういちろう at 22:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

グリュミオーとハスキルのモーツァルト/ピアノとヴァイオリンのためのソナタ

KV296も大好きなんですが・・・
こっちもいいです。

モーツァルトの生み出したすきとおるような音の連なり。
こんな音、奇跡的だと思う。
のびのびとどこまでも広がるようでいて繊細なヴァイオリンの音と、
ガラスのような輝きを持つピアノの音。
聴いているとついついニコニコしてしまうような、
その日にいやなことがあっても忘れることができるような、
やさしくて、微笑を絶やさない音楽、ときには涙を目にためている音楽。
それに、名人2人の絶妙な演奏。
飽きないですね。

追伸:
ピアノソナタは飽きちゃうんですけど
posted by よういちろう at 14:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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